宝塚に恋して

美しいものを見ることには価値がある。

花組「うたかたの恋」感想

 

先日、花組・柚香光さん主演うたかたの恋」「ENCHANTEMENT」を観劇しました!

今回はお芝居の感想です。

 

実は雪組蒼穹の昴星組のディミトリもチケットが取れていたのに、前者は自身が濃厚接触者になったこと、後者は公演そのものが中止になったことにより、観劇ができていなかったのです…😂

(しかも星組は人生初のSSだった)

だから劇場に入ったときは嬉しさでちょっと涙が出たし、ショーの幕が開くまでずっとドキドキしてました笑

 

とにかく観劇できて良かった!!!

 

 

全体的な感想

まどかちゃんがとにかく可愛かった〜!!!

それに尽きます!

お衣装も音楽も良くて、これぞ宝塚!という感じでした☺️✨

ただストーリーに関しては予習をしていたので史実が常に頭にチラつきあまり萌えませんでした。

 


思ったとおり、まどかは可愛い

リストはチケットを持ってた公演が中止になってしまったので、まどかちゃんを生で見れたのはバロクロ以来1年ぶり!😂

大階段でまどかちゃんを見た時は嬉しくてちょっと泣いた。


まずビジュアルが可愛い。

まどかちゃんはドレスが本当に似合う〜🥹💓

リアルプリンセスありがとう🥲🙏


それから声が可愛い。

まどかちゃんの透き通った声がまさに純真な少女という感じでめちゃくちゃ可愛かった〜😭

でもルドルフを励ます場面では地に足がついたような声色で、マリーの母性的な強さも見えてさすがでした!


そして内側から出るプリンセス感。

マリーはプリンセスじゃなくて男爵令嬢なんですけど笑

ルドルフから手紙を貰った時のキラキラ笑顔がマジで可愛かった〜!

あの場面はまどかちゃんのプリンセス感と歌の上手さが相乗効果を生んでてすごくお気に入り☺️💓


ドレスとセットが華やか

冒頭のルドルフ&マリーが大階段で歌い、それからドレス姿の娘役さんたちがぶわって出てきて踊るまでの流れが美しすぎて…!

私やっぱりこういうの好きだな〜〜と再認識しました。笑

好みが同じ友人を誘えば良かったと後悔🥲


ストーリーには萌えなかった

予習として「「うたかたの恋」の真実 ハプスブルク皇太子心中事件」(仲晃著)を拝読しました!

(歴史をよく知らない私でも読みやすく面白かったです)

そのおかげで人名や関係性はバッチリ👍


それによれば、


・ルドルフはマリーより先に高級娼婦であるミッツィに心中を持ちかけていた

・マリーを殺した後、ルドルフはいざ自分の番になるとなかなか踏み切れず、結果2人が死ぬ時間にはズレがあった

・心中後、ルドルフの遺体はすぐに引き取られたがマリーは無残な姿で放置されていた


とのこと。

(読んだのが年末なので記憶違いがあればすみません)


エリザベート皇后がマリーと偶然会った時に激励の言葉をかける場面やルドルフがマリーと心中する場面に関しては、これらの史実が頭にチラついてあまり響かなかったのが正直なところです。


しかし、

プロローグでルドルフとマリーが歌う

最後の舞踏会

ジャンの回想として2人の出会いから物語が始まる

という構成は美しかったです。

 

史実などをあまり深く考えず、ルドルフとマリーの愛の美しさを堪能することが、この作品の楽しみ方なんだと解釈しました。

特に第2幕の、ルドルフとマリーが幸せそうに踊る明るい空間を黒いカーテンが閉じる、という演出が、これからの2人の行く末を感じられてお気に入りです。

 

おわりに

美をありがとう!!!!