先日スカステで放送された星組「ロミオとジュリエット」(2010)を観ました!柚希礼音さんが主演です。
ロミジュリを観たのは今回が初めて!
「愛」「死」という役があることや曲が良い(ことなこが歌ってるのをスカステの番組で観た)ことは知ってるけど、細かい話の流れは知らなかったです。
全体的な感想
すっごく良かった!!!!!
もうボロボロ泣いてしまった😭😭😭
ロミジュリってこんな名作だったんだ!!!!
どこで泣いたか詳しくは後述します。
驚いたこと
まずはヴェローナの治安の悪さ笑
2つの家が仲悪いっていうからまぁ交流がない程度だと思ってたら結構積極的に憎んでましたね🙄笑
人が死ぬレベルなんだ…みたいな笑
そんな雰囲気なのに乳母を敵側に行かせるジュリエット鬼畜すぎん??(無事で良かった)
あとマキューシオとベンヴォーリオの悪友ぶり!
仮面舞踏会にわざわざ出向いて、キャピュレットの女を口説いて落として捨ててやろう!と企むの結構ひどいと思うんですよね笑
でも、だからこそロミオの純真さが際立つな〜とは思いました。
「愛」と「死」について
そもそも「愛」「死」ってなに???と思いながら観ておりましたが、正直観てもよく分からなかったです…。初見には難しかった🥺
舞台で見るともっとひっそり感があって、空気もあるでしょうし、また印象が違うのかな。ことなこのロミジュリに行けば良かったなぁと早くも後悔😔笑
以下は分からなかったなりの感想です笑
「死」はロミオがジュリエットの死を知らされて、毒を買うあたりからは嫌な予感がしてゾクゾクしました。神父さまのおかげで2人が一緒に暮らせそうなのに、「死」のせいで本当にロミオが死に向かっている…。「死」が神父さまの手紙の遣いをロミオから遠ざけてる様子もあり「エッえーーー!死ってこういうこと??!!」みたいな。ロミジュリが死んだときも、それぞれガッツポーズ的なのしてませんでした???これが「死」??!!!
たしかにいるだけで闇を感じるし嫌な予感がするので、こりゃあなるほど路線役ですね…って感じでした。
「愛」はもっと分からなかったな〜😂😂
ロミジュリが出会うのを導いてくれたくらい??
たしか「愛」は、宝塚で初めて上演するにあたって新しく作られた役?だったとインタビューで見た気がする。礼真琴さんはそれですごく難しかったとか…。
だからか分からないけど「死」に比べてちょっと弱い気がしました。
泣いたシーン
まずジュリエットがロミオと結婚すると言った後の乳母のソロの場面。パリス伯爵と結婚しなさい、親の決めた結婚が1番!と言っていたのに、2人の恋のキューピッドを担っている…😢
ジュリエットの成長への喜びと寂しさ、愛情に感動しました。
女性が嫁ぐ=家を出る意識が強い時代だからな〜〜〜余計にそう感じちゃうだろうな〜〜〜😢😢😢
あと白華れみさんのお顔が好き🥰
次に、毒を飲んで死んだロミオの隣で目覚めるジュリエットの場面。
ロミオは疲れて眠っちゃったんだ!と起こそうとするジュリエットの姿にもう😂😂
ロミオはもう死んじゃったんだよ〜〜〜😭😭
なんかもう悲しくて悲しくて泣いた。
最後に、死んだ2人を両家が見つけた場面。
両家は互いを憎んでいたけど、それぞれ自分の家の子は愛してたことが分かるシーンですよね…。両家とも家族や友人を愛する心はちゃんと持ってるのにどうしてこんなことに…と考えてしまうともう涙が止まらなかった。
ベンヴォーリオが好きになった
個人的に1番グッときた登場人物はベンヴォーリオ!
最初はマキューシオとロミオと3人仲良しだったのに、1人になってしまった…。
マキューシオ・ティボルトの死後、互いの憎しみが与えられたものではなく本物になってしまった。争いを止めたがっていたロミオはもうそこにはおらず、ベンヴォーリオだけが反対している。周りが変わってしまったなかで、自分1人でそれを止めようとするなんて孤独すぎるよね😭😭もうその姿が健気すぎて悲しかったです。
そしてジュリエットの死をロミオに「どうやって伝えよう」と歌う場面。ジュリエットのことを「彼が自分の命より大事な〜」(うろ覚え)と言うことにウッとなってしまいました。たしかにジュリエットとの結婚を初めは反対していたけれど、ロミオがジュリエットを愛していることをちゃんと理解はしていたんだとここで分かりますね…。
観客はジュリエットの死の真相を知ってるけど彼らは知らないわけで、ロミオを気遣うベンヴォーリオの姿にグッときました。良い男だ。
あとはさぁモンタギュー夫人に逆らえなさそうなところが良いよね。
そして私はたぶん涼紫央さんが好き😌💕
おわりに
ロミジュリ初見だったけどすごく良かったです!!!何度も再演されるのも納得でした🙌
スカステのロミジュリ特集は始まったばかりだし、柚希礼音さん主演の大劇場バージョンも楽しみです🥰