宝塚に恋して

美しいものを見ることには価値がある。

宙組「シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-」(新公)感想

 

先日スカステで放送された、宙組・亜音有星さん主演シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-」新人公演を観ました!

 

下級生にはあまり詳しくないのでザックリ書きます。

 

まず最初に思ったこと。

こんなにトンチキな作品だったの??!!

芹香さんのいない「シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-」を観るのは初めてでしたので…。

芹香さんの格好良さに目が眩んでたんでしょうね😂笑

キャリアを重ねた本役さんたちの力はやっぱりスゴいんだな〜としみじみ思いました。

 

そしてキャストに関して。

最初に主演の亜音有星くん。

ゆりかさんに比べて地声が高めなのでちょっと歌いにくそうだった🥲これは仕方ない!

ゆりかさんホームズには「ワトスンくんも大変だな…」と同情してしまう、端から見れば面白いけど関わりたくない変人感がありましたが、亜音くんホームズは「ワトスンくん甘やかしちゃったな…でも気持ちは分かる」という、ちょっと変わってるけど許しちゃう可愛らしさが見えました。

ホームズの魅力はその変人ぶりと仕事での頼りになる感、そしてなんだかんだ周囲を大事に思っている優しいところのギャップだと個人的には思っているので、変人部分が弱いと「ただの可愛い人」になっちゃうのかな〜と思います。

ただ亜音くんの魅力って「つい許してしまう愛らしさ」だと思うから、個性が滲み出るという意味でスターとしては正解なのかも。

あと好きな子に対する演技が上手い!最後のアイリーンとのキスシーンとか普通にキュンとしちゃった🫢笑

 

次にヒロインの山吹ひばりちゃん

ひばりちゃんはやはり最高に美人で可愛い!!!

目がパッチリ大きくて、鼻が高くて、口がキュッと小さくて、首が長くて本当に綺麗🥺💓

潤花ちゃんアイリーンにはホームズにも負けない強さがありましたが、ひばりちゃんアイリーンは本当に助けが必要そうな儚さを感じました。

なのでメアリーの「(設計図を持っていることを)言えなかったのよ」という台詞が、後者だとちょっと違和感。

でもこれは潤花ちゃんが現代的な娘役であるのに対して、ひばりちゃんはクラシカルな娘役であることによる違いだと思うので、それはそれで良かったと私は思います。

 

それから見れて嬉しかったのはワトスン役の優希しおんさん

キヨちゃんはスカステ番組でのトークを見て以来、舞台上で見つけると嬉しくなる生徒さんの一人なんですが、こんなに舞台上での姿をガッツリ見たのは初めて。

どちらかと言えば可愛らしいイメージだったので、ちゃんと男役としてカッコいい演技を見れたことが今回の1番の収穫でした。

これからも楽しみ!☺️💓

 

あと気になったのは真白悠希くん

真白っちはカルトワインの時もそうだったけど演技が上手い!

代役だったようですが登場時点から緊張の色が見えなかったので驚きました。

宴会女王と呼ばれるくらいだし、普段モノマネ等をやってるそうだから、誰かに芸を披露することに恥じらいや抵抗を感じないのだろうと推測します。

芸人さんでも舞台やドラマでも活躍する方は多いし、そういうところが繋がっているのかな。

真白っちの新公主演を待っています🥹

 

 

以上でキャストに関する感想は終わりです。

 

私は基本的に1回観れば満足する(気に入ったシーンだけ何回も観る)タイプなので、新公もそんなに観ないんですが、今回は役や生徒さんの魅力について改めて考える機会となり、観れて良かったです。

本当にサラッと書くつもりだったのが長文になってしまいました😂

もっと時間がほしい!笑