先日スカステで放送された、星組・極美慎さん主演「ベアタ・ベアトリクス」を見ました!
極美さんの初バウ主演見たかったんです🙌💓
全体的な感想
最高でした!!!
ロセッティ&リジーのコンビが個人的に大ヒット。笑
2人の仲良しな期間は短くて悲しかったけど、最後まで彼らは愛し合っていたんだと分かる終わり方に安心して、良い意味で感情が振り回されました。
ロセッティとエヴァレット、そしてウィルの3人のそれぞれの友情、辿った道にも、演者との相性が良くて惹きつけられました。
小桜ほのかちゃんのヒロイン力が輝いてた
この作品で最も感動し、胸打たれたのは小桜ほのかちゃんのヒロイン力!
「アルジェの男」でのアナベル役もすごく好きでしたが、それを超えた透明感や儚さ、愛らしさだったと思います。
最初は可憐な少女漫画的ヒロインとして登場。
ロセッティにモデルになってほしいと言われる場面がめちゃくちゃに可愛くてハッピーな気持ちになりました。
そしてモデルとして描かれる場面での神々しい姿に鳥肌が立ちました。
オフィーリアの場面とか特にヤバかったですよね??!!
「女性をモデルに絵を描く」シーンって地味になりそうだな〜どうするんだろう?と素人なりに想像していましたが、こんな美しい絵面になるのか!と嬉しい驚きでした☺︎笑
それからロセッティが他の女性と一緒にいるときの悲しげな表情に私も絶望。
どうして…あんなにハッピー可愛い2人だったのに…。
最初の空気が大好きだっただけに本気で悲しかったです。
また、ロセッティが荒れているところに登場するリジーの幻影。これがまた神々しい輝き。
ロセッティを励ますリジーには包容力すら感じられ、まるで女神のような美しさでした。
可愛い王道ヒロインも、神々しい女性も、包容力のある大人な女性も、違和感なく演じられる小桜ほのかちゃん、凄まじくヤバいのでは???
実は彼女のお顔が写真ではあまり私好みではないのですが、こうして映像や舞台を拝見するとめちゃくちゃに可愛くて儚くて美しいんですよね。
歌も上手くて綺麗だし惹き込まれる。
やっぱりヒロイン力というものはこの世に存在するのだと痛感しました。
上級生娘役について考える
宝塚作品においてヒロイン役は主演の男役より下級生が選ばれることが多く、それは「先輩としての包容力」を「男性としての包容力」だと観客に錯覚させるためだと私は考えています。
そこで、1期上のほのかちゃんが作品中で完全にヒロインとして存在していたのは、やっぱりスゴいことなんじゃないかと思うわけです。
ほのかちゃんも音波みのり様みたいに、上級生になっても正ヒロインも出来る、可愛い娘役さんとして活躍してくれるのかな、と思いました。
これからも沢山見ていたいです!!
おわりに
こちらを拝見したのはひと月以上前ですが、昨日グラカンのフィナーレを見たところ、階段降りが極美&小桜コンビじゃないことにちょっと悲しくなって、私はこの作品にだいぶ引き摺られてると分かりまして笑
熊倉先生、素敵な極美&小桜作品をありがとう〜!!!!