スカステで放送された、星組・麻路さきさん主演「国境のない地図」を観ました!
NHK HDセレクションのやつです🙌
画面サイズも今と合っていて、画質も良くて驚きました。今でいうとBS 8Kみたいな感じだったのかな?🤔
全体的な感想
良かった!!!
曲もストーリーも美しかったです。フィナーレもすごかった!
東西分裂されたドイツが舞台と聞いて、私は歴史をよく知らないし難しいかな?と不安でしたが分かりやすかったです。
でも基本的には暗いので、短期間でのリピートはしんどいかな?って感じ。
1番好きなのはハインリッヒ✌️
歴史を知らなくても分かりやすい構成
あらすじを読んだときは、難しそうだな〜って思ってたんですよね。私は日本史選択だったので「ベルリンの壁があってドイツが東西に分裂されていた」ことを知ってる程度でして…😂笑
しかし、冒頭ではヘルマンがどのように母親と離れ離れになるのか回想してくれるし、ところどころで記者たちが登場するので「この時代の人たちはこれをどう捉えるのか」というのが示され、混乱することなく分かりやすかったです。
あとは登場人物たちの関係性が結構シンプルで、観客には思惑も明かしてくれたのも大きいと思います。
たぶん東ドイツが祖国批判と捉えられる曲を作ったヘルマンを招待する理由とか、説明してもらわないとずっと疑問だったと思う。
なるほどポイント
私がすごく「なるほどな〜」と思ったのは、「地図の赤い線の下にも人は生きている」という歌詞や「同じ民族で同じ血を引いているのに分断されて会えないのはおかしい」という台詞です(細かい部分は違うかも)。
作中でも言及されたように、たしかに日本は島国だから、私はあまり国境って意識したことないんですよね〜。
この時代のこの国に生きた人達はヘルマンのような考えになるのは当然だし、それを日本人である植田先生がオリジナルでこれをテーマにするって凄いなぁと思いました。それともベルリンの壁が崩壊したのは1989年だから、上演当時の感覚としてはそこまで異世界ではなかったんでしょうか😂笑
諦めないヘルマンと彼を想い懸命に生きる周囲の姿が美しかった
離れ離れになった母に再会するために尽力するヘルマンと、彼を支援する周囲ですが、なかなか辛い道のりでした。
ベロニカが再会の直前で殺されてしまう展開や、ヘルマンの母親がヘルマンを守るため、本人を前にしても頑なに「親子じゃない」と否定する場面には込み上げるものがありました。
あまりにも辛い。
ヘルマンの右手は潰されちゃうし、もうふんだりけったりだよ!!!
それでも母親との再会を諦めないヘルマン、そして彼を支えるザビーネをはじめとした周囲の姿がひたすら美しかったです😭
フィナーレがめちゃくちゃ良い
フィナーレがすっごく最高なんですよ!!!!特に男役群舞!!!!!
なんかもう全体の動きが凄すぎた。
振付師の方の頭の中ってどうなってるんですかね??どうやって振付を考えて作り上げていくのかシンプルに気になります😂笑
ここ最近の私のお気に入りで、男役群舞とパレードのとこをずーっとリピートしてます!!👊笑
あと白城あやかさんのパレードのお衣装がめっちゃ可愛くて好きです!大ぶりのパールのイヤリングとネックレスも可愛い☺️💓
ハインリッヒが好き
この作品での推しはハインリッヒです!
まず顔が好き。
そして最もポイントなのは、彼の裏切りは最後までバレないこと笑
ヘルマンの一度目の東ベルリンからの脱出も、ベロニカの脱出(失敗したけど)も彼の援助のおかげ。それだけ役立ちキャラなのに、なぜか彼の裏切りだけはバレていないという!笑
とくべつ危機にも陥らず、なんだかんだ無事なのがちょっと面白かった😂
おわりに
良かったです!!!!
高画質で記録してくれてたNHKと、これを放送してくれたスカステに感謝!ありがと〜〜〜👊✨